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2015年9月12日土曜日

【ゲーム記事】ブルームサービス / Broom Service

魔女の宅〇便?

魔法の杖で雨雲を消してポーションをお届け!


ブルームサービス / Broom Service

販売元:ラベンスバーガー/アレア(Ravensburger / alea)
プレイ人数:2人~5人用
プレイ時間:45~75分

ゲームの評価 ※
 戦略性 :★★★★☆ 4/5
 運   :★★☆☆☆ 2/5
 個人総評:★★★★☆ 4/5

 ※ゲームの評価はプレイしたプレイヤーの主観を多分に含みます。


沢山の魔法のポーションをお届けして勝利点を稼ぐ、魔法使いの宅配便ゲーム!

2015年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞に選ばれた作品。

『魔法にかかったみたい』のリメイク作品、要素を追加された絶妙なバランスのバッティングゲーム。

プレイ自体に難しさはさほど無く、
 ①10枚の魔法カードから4枚を選択する
 ②魔法カードをルールに沿ってプレイする
 ③魔法カードの効果を解決して、盤面の魔女たちを動かす

基本は①~③までの流れを繰り返すゲーム。

目的は魔法のポーションを集め、ソレを各所にあるお城に、必要とされる色を届けること。これによって勝利点を稼いでいきます。

ポーションは3種類。(紫、オレンジ、黄緑)
また、それとは別の、魔法のステッキを示すトークンがあります。



カードは様々な色の10種類
カード1枚につき、効果は2種類あります。説明文の真ん中でラインが引かれて、上と下とに分かれているのが見えますか?

基本のカード効果は『下の効果』
『上の効果』は、『下の効果』に比べて非常に利益があるものとなっています。
このカードの中から、4枚のカードを選んでプレイしていくわけですね。

トリックテイキングゲームのように、親が1枚のカードをプレイすると、その他のプレイヤーは、親がプレイしたカードと同じカードがあれば必ずプレイしなければならないという制約があります。

その上で、カードをプレイする時に必ず、
 ・上の効果を使う(強気で魔法を使う)
 ・下の効果を使う(弱気で魔法を使う)
を選択します。

下の効果(弱気の魔法)は即時解決。
上の効果(強気の魔法)は『最後にそのカードをプレイしたプレイヤー1人だけ』が手番の最後に解決できます。

上の効果は強力な反面、デメリットも大きいといったバランスになっているわけですねー


これが初期配置。
プレイヤーごとに魔女コマが2つあります。

魔法カードでできる事は、
 ①移動
 ②ポーションを作製する
 ③雷雲を取り除く
 ④手持ちのポーションを塔へ配達する
といった、4種類程度です。
(カード毎に移動できるマス目の種類や、届けられるポーションの種類が違ったりします)

基本はこれだけ。


また、
 ・ゲームの展開を左右する『ラウンド毎に変わるイベントカード』
 ・ボーナスのある『辺境のボーナスタイルとアミュレット』
などなど、ゲームを面白くする新しい要素も含まれています。


上手く他の魔女たちと重複しない魔法を選択し、有利に得点を稼いでいきましょう!

『ここでこのカードなら、他の人は持ってないだろう!』と強気でプレイすると、実は誰かが持っていたり。
『このカードは誰かしら持っているだろうなぁ』と弱気でプレイすると、実は自分一人だけだったり。

そういった相手との手札の読みあいで、なかなかベストな手をプレイできないという、独特の『じれったさ』が非常に面白い非常に面白いゲームでした。


ルールのインストも簡単で、プレイ時間もほどほど。
それでいて凄く悩む場面も沢山あります。
リプレイ性も高く、繰り返しプレイしてしまいそうです。


この記事を書いている時点では、(たぶん)日本語版は発売されていないとの事。
とはいえ、つい数日前にメビウスゲームズさんのブログで紹介もありましたし、なによりゲーム大賞受賞作、近いうちに日本語訳つきで発売されるとは思います。
もし興味がありましたら、ぜひに発売の際にはチェックしてみてください!

・・・・・・きっと私は、買ってしまいそう(笑)

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